第一通【I'm being X-6】 [手紙]

【I'm being X-6】


 大漁節でしたっけ?松島の瑞巌寺ほどに…って民謡なんですけど、あのメロディーが何故か好きで。曲名も歌詞も知らないんですけど。まあ覚える気になれば簡単ですが、覚えようって気はないんです。でも、ふとした時ハミってるんです。あれがWHITESNAKEにイカれちまっている原点だと思います。
今、聴いている曲は“The Deeper The Love”で、

♪ 'Cos the deeper the love
The stronger emotion
An' the stronger the love
The deeper the devotion...



という歌詞も素晴らしいんですけど、何といってもこのリズム。実に“松島”的なんですねぇ!そして、ベートーヴェンの交響曲のローリングする部分、つまりコンダクターが気持ち良さそうーに、ほら、解るでしょう?あれなんですねぇ…

 アメリカン・ハード・ロック及びヘヴィ・メタルは、ヘッド・バンキング的です。時計の振り子みたいにね。あれはあれで気分が良いですけどイマイチ、うーん…“優雅さ”に欠けるとでも言いますか!ROCKに優雅ってヘンですけど、ディープ・パープルなどがバッハの曲を沢山取り入れているのを考えればヘンじゃないよね。中学時代バッハに凝りましてね。その頃です、ベートーヴェンの交響曲の中で第7番が1番好きだったのは。ブレーキーのドラムという影響もあったかも知れませんが。
 ブレーキーの“危険な関係”は彼等の作曲では有りませんが、ヨーロッパ、そしてフランスの洒落た優雅さが、アメリカ、しかも“ダサイ4ビート”を叩きつづけた彼に不自然じゃないんですよねぇ…“モーニング”は、如何にもニューヨークのダウンタウンの気怠い朝の光景が浮かびますけど。
 ブレーキーはドラムをぶっ叩く人でした。SKID ROWの曲が綺麗につながるのは、セバスチャンもそんな性質だからでしょうか!ファイトの塊とでもいうのでしょうね。でもSKID ROWはカナダという国の所為か、どことなくアメリカとは違ってるんです。フランス…ヨーロッパを感じさせます。つながりましたねぇ!私はアメリカよりもヨーロッパが好きらしい。ベートーヴェンでしょう。アラン・ドロンでしょう。何かヘンな組合せになりそうだから以下省略!

私はヨーロッパよりもアメリカが好きなようです(笑)断然USメタル!!!!

 “アメリカ”を意識したのは、西部劇!そしてチャールトン・ヘストン。古き良き時代とイギリス的断固一徹、融通の利かない感じの俳優ですね。なんでこんな、中学時代に好きだったものを思い出してるんでしょうねぇ?まあ高校時代の記憶に乏しいって事もありますけど、そろそろ死期が近づいたのかな!
 『FUSION』の結末が〈それまでゴチャゴチャ書いたものと相反する気がしてならない〉と書きましたが、確かに反していました。地球がこのままの形で守られて行くのを願いながら、結局破壊していますしね。それは早くから気づいていました。でも輪廻転生観で考えたら、いつの日か再び復活するだろうと。どうせ私の生きてるうちじゃないだろう、何億万年とか後のことだろうから、とかね!作者としては宇宙の過程に従って《自然消滅》にしたかったのに良く読むと自然が人類に破壊を促しているんですよねぇ…そう仕向けたのは人類ですが。でも弘子と悠がしばしば逆転しているので、どっちがどうとも言えませんけどね!
 それはどうでも良い、なんて言うと非常に無責任ですが吸収期を植木等の“無責任男”とか何とかってもので過ごした世代としては、どーって事ない!問題は、ブレーキーが頑なに叩き続けた4ビート、そして曲紹介で書いたサッチモの話。チャールトン・ヘストン。みんな信念を曲げずに周りを変えようとしたのでしょうか?そうなると自説を変えなきゃならない…ん!変えちゃえ。
 このような問題を宇宙規模で考えるとメラ・ローゼになりますから、簡単に男女の仲に置き換えますかねぇ?ってのがカヴァデールの曲ですね。宇宙規模のままなのがGN'R!その中間で地球規模がU2。面白いねぇ。
 そんな事より今一番解らないのは、どうして原子力をプルトニウムに代えるのか?そのヘンがサッパリなので息子に聞いたんですけど、彼は全く知らない興味がない!学校に行ってんのかなぁ…物理Aは大丈夫だけど物理Bがヤベぇよーとかぬかすので、お前(息子に丁寧語を使う、へりくだった母)それでも金属材料か?と言うと「オレはバケ学の方だぜ」。んー…お化けか!
 万が一の時は娘が春の研修で、《火の起こし方》をやった時に一番だったってからプルトニウム発電とかいらないんだけどなぁ…どうも余りにも『FUSION』の中にfusionし過ぎちゃったので、頭が核融合し過ぎてます!
 
 ビル・ヘイリーを聴いてみたい。私が好きだったロックンロールは彼等が最初なのか知りたい。ウエスタンから生まれたロックンロール。船と馬の融合?
 BON JOVIの新アルバムの中では5曲目の“Bed of Roses”が一番好きです。ラスト曲がイマイチなのは、ご親切な〔ボーナス・トラック〕ってのが2曲も続けてある所為かも知れないなぁ…ん!抜いたテープを録ってみりゃ良いんだよねぇ。何故5曲目が最高かと言うと、私は“バラの花”が一番好きだから。William Axl Roseが好きなのも、それかなぁ!
 で、兎に角このアルバムは全体的にLED ZEPPELINの『Ⅳ』と良く似ていました。ウエスタン・ロック・ン・ロールを聴こうとしたんですが例によって途中で、そらひいすしちりい(!)なんかなぁー…どうもこのワープロってのは不便です。変換を忘れるとトンでもないものが現れる。変換し過ぎてもトンでもないものが現れる。“サン鯔”とかね!
 で、途中で、WHITESNAKEの“Still of the Night”がLED ZEPPELINの“Black Dog”を思わせるという酒井氏の解説を読みまして、前にも読んでる筈なんですけど、その時は“黒犬”を聴いてないので「ふーん」と読み流しちゃったんですが、今日はツェッペリン『Ⅳ』が有るので聴き比べようと。そうそう!それを読んでた時は、THE ANIMALSを聴いていました。もう「ヘンなヤツ」って思わないでしょう?何事も“慣れ”ってのは恐ろしいもので!
 
もちろんです。ヘンなヤツだなんて!こっちのほうこそヘンでしたからね…“Bed of Roses”入れます!やっぱりこの頃が一番かっこいい!それにしてもリッチーはどこでギターやらピアノやら弾いてるんでしょう…



 確かに似ていました。曲の構成がね。でも私は、2つの曲が全くつながりません。リズムが全然違うんです。ツェッペリンの方はローリングですが、ホワイトスネイクの方はアメリカでの売り上げを意識したアルバムなので、クッキリしたヘッド・バンキングなんです。ラクダ揺れなんてもんじゃなくて、カバが《ど!ス、ど!ス》!!
 その『SURPENS ALBUS』の、次のアルバムの解説は伊藤氏なんですが《懐古主義が通用しない事を思い知らされた》というような事を書いておられます。でも私がBLAKEYの『No Probrem』を聴いて叫んだホワイトスネイクのイメージは、この『SLIP Of THE TONGUE』なですよねぇ。私にしてみれば十分“懐古”なんです!“Crying In The Rain”はオリジナルの方が好きですが、“Fool For Your Loving”などはアレンジの方が好きです。酒井氏は《勘弁して欲しかった》と『BURRN!』に書いておられますけど。
 と、いう事はぁ…ん!酒井氏も伊藤氏も私より若いんですよね。私が捨てた後の音楽で成長してるんですね、きっと。その前の…そう、どこかに書きましたよね、NAT KIG COLEの、“ブラ事理アン(!)・ラブソング”の歌詞がCOVERDALEのソロ1stの中の歌詞と良く似ていると。
 誰だったか最近の若い人なんですが『BURRN!』のインタビューの中で、影響を受けたミュージシャンに昔の人をあげていました。私も好きだった人なんです。今みたいに、見直しとか回顧とかって、やたら昔のレコードがCD化されて私を大いに喜ばせてくれる時代の前に聴いてるんですよねぇ。外国のラジオなどは昔と同じように普段でも、何十年も前の曲を流しているのか、はたまた両親とか祖父母のレコードを聴いたとかでしょうか。
 いずれにしても、カヴァデールは私と5歳しか違わないので納得出来ますがU2やEMFが、ふと昔の曲を思い出させるようなサウンドや歌詞の曲を作っているのを聴くと不思議でした。MICHAEL MONROEなんて年寄りみたいな事を言ってるしね!
 そんな事を考えながら久しぶりにCOVERDALEのソロ2枚を聴いたら、これは見事にLED ZEPPELINの世界でした。ジャズにR&Bにスパニッシュにetc,etc...どうしてCOVERDALEがDEEP PURPLEからデビューしたのか理解出来ない。久しぶりだからテープに録ろうと思ったけど、余りにも寂しくて悲しくて耐えられない歌声でした…

 で結局私は何をやってるんだ?何を書こうとしてるんだ?と、危ないかなぁ…

というところで本日のテープは、

①No Probrem (ART BLAKEY&THE JAZZ MESSENGERS)
②The Deeper The Love (WHITESNAKE)
③Bed Of Roses (BON JOVI)
④Heartland (U2)
⑤Bring It On Home To Me (THE ANIMALS)
⑥Wiskey in The Jar (THIN LIZZY)
⑦Wild Fronter (GARY MOORE)
⑧Poor Cow (ELTON JOHN)
⑨Twilight Zone (MANHATTAN TRANSFER)
⑩Never Know (EMF)
⑪Going To California (LED ZEPPELIN)
⑫It's Over Now (L.A. GUNS)
⑬Still Of The Night (JOHN NORUM)
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さよ

リッチー・三鯔は岩山のてっぺんでギター弾いてますけど、ピアノは?
なんかこれ、私の方に「なう」が出ない(~_~;)ソネブロ、いい加減だからなあ・・・w
気をつけて回るようにしますけど、全部を読むのは、とても疲れます。
私は変わり者じゃないから\(^o^)/(笑)
結局、メタルはアメリカのスラッシュが一番好きになりましたwww
そして、やはり文学とは、まるで縁がない空間を漂ってます。
by さよ (2011-03-08 20:13) 

namatch

ぼちぼちしか更新できないのでぼちぼち訪問してください(笑)ソネブロ…イマイチやり方がわからず…(^_^;)←あと顔文字がヘン!
私も文学との接点があまりにない生活を送っていたので、復帰が大変です!!
by namatch (2011-03-09 11:36) 

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