第一通 [手紙]
これは、一通の分厚い手紙から始まった物語である。
差出人は「BURRN!愛読者」。 手紙の出だしはこうである。
《因果関係》 ピンと来ません。教えて下さい。否、教えろ!!
全く面識のない人からの手紙である。開口一番、教えろ!!とキタ。 手紙はこう続く。
読みながら思い出した。そういえば、4月頃に『BURRN!』の文通欄にハガキ送ったような…。この時すでに11月。出した本人さえ忘れる頃に文通欄に載ったらしい。 さらに続きを読む。
こう書かれてしまっては…私は取り敢えずここの部分は無視してしまうことにした。実際私も性別意識に欠ける人間だったので!これが後に事件を起こすことになるとは…。続きには私が出したはがきに書いてあった《因果関係》について書かれてあった。
ところが実は私は自分が出したハガキの内容をほとんど覚えてなかった!しかもBURRN!もそれが載った12月号を買い忘れるという始末。だから《因果関係》についても少し考えないと思い出せなかった。 確か1991年11月にフレディ・マーキュリーがエイズで亡くなったことに大変ショックを受け、しばらく大学にも行かず引きこもりになった末、フレディについて語り合える友達がほしいと思って文通欄にハガキを送ったはず…。《因果関係》とは、ウェンブリースタジアムでのフレディ追悼コンサートに出演したアーティストを羅列したものだったと思う。この関係性がわかる真のファンからの手紙を待っていた! しかし、期待していた手紙はたったの3通しか来なかった。しかもそのうち誰もフレディのファンじゃなかった! もうこの3通目の分厚い手紙も期待していたものではなかったことで、すっかり意気消沈した私は続きを読むのを止めようと思った。分厚いので! しかし、その後の内容に驚いた。
こんなことを書かれて、捨てて忘れるなんてことができるはずがない。 私はその頃ちょうどオリジナルの同人誌サークルで冊子を作っていて、書いてくれる人を探していたのだ。そうして、私はその後の長~い手紙の続きを読むことにした。
差出人は「BURRN!愛読者」。 手紙の出だしはこうである。
《因果関係》 ピンと来ません。教えて下さい。否、教えろ!!
全く面識のない人からの手紙である。開口一番、教えろ!!とキタ。 手紙はこう続く。
文通コーナーに載ると全国からドドッと手紙が来て25人もと文通している、なんて人と文通しているので、同じかなぁ…とは思うんですけど私が『BURRN!』を読み始めて1年なので、その記念にペン(?)をとりました。きっと可愛い娘からの手紙を期待してるんだと思うけど、眉目秀麗セクシーでグラマラス、そのうえ人生経験豊かなアダルトが一人ぐらい居ても良いんじゃない?(と、オバン特有のズーズーしさで、ラッシュ時の電車の10cmのスキマに座ろうとしてるんだけど!)おばさんの周りにロック・ファンとかは結構いるんですが、みんな非常にテキトーに聞いていて、あと1歩突っ込んで聴くヤツがいません。音楽の話をしようとしても(『CDデータ』の付録の表紙を見ながら)「マドンナは何も隠さない、って言ったって隠してんじゃないねぇ!」
読みながら思い出した。そういえば、4月頃に『BURRN!』の文通欄にハガキ送ったような…。この時すでに11月。出した本人さえ忘れる頃に文通欄に載ったらしい。 さらに続きを読む。
なーんて会話しか出て来ません。それはそれで楽しいですけどね!で、仕方なしに菅野…あれ?勝手に決め付けちゃったけど、男?女?まあ、おばさんはフレディ・マーキュリーと同じ歳ですし、何故か美川憲一も同じ歳で、どうも“性別意識”に欠ける世代らしいので、それはどっちでも良いんですけど、《生》なんて素晴らしい名前ですね。何と読むんですか?取り敢えず“菅野君”と呼ばせて貰うね。女の子だったらゴメン…あれ?何を書こうとしてたんだ!
こう書かれてしまっては…私は取り敢えずここの部分は無視してしまうことにした。実際私も性別意識に欠ける人間だったので!これが後に事件を起こすことになるとは…。続きには私が出したはがきに書いてあった《因果関係》について書かれてあった。
そうそう、菅野君と同じ奈良県出身の、北中正和氏の『ロックが聴こえる本 105』を頼りに聴いているうちに、文句なしの素晴らしいアルバム解説から酒井氏のファンになり、『BURRN!』を読み始めました。1年半前にU2の『RATTLE&HUM』を息子に聴かせて貰ってから音楽にドップリ浸かっちゃってて、EMFからベートーヴェンまで無理に分けて7ジャンルのファンです。でもまだ“ひよこのオバン”なので《因果関係》解りません。U2から出発してるのにクヤシイなぁ…U2とGN'Rは何処かのコンサートで日程が1日違いで、前日下見に来たBonoが、GN'Rのコンサートに飛び入りしたので翌日はGN'Rがお返しした、ってのがつながります。それだけは、その時のファンはトクしたなぁ…と羨ましかったので覚えてる!後は、プロデューサーとかだったら“記憶装置”がイカれて来ているので覚えられませんから無理です!
ところが実は私は自分が出したハガキの内容をほとんど覚えてなかった!しかもBURRN!もそれが載った12月号を買い忘れるという始末。だから《因果関係》についても少し考えないと思い出せなかった。 確か1991年11月にフレディ・マーキュリーがエイズで亡くなったことに大変ショックを受け、しばらく大学にも行かず引きこもりになった末、フレディについて語り合える友達がほしいと思って文通欄にハガキを送ったはず…。《因果関係》とは、ウェンブリースタジアムでのフレディ追悼コンサートに出演したアーティストを羅列したものだったと思う。この関係性がわかる真のファンからの手紙を待っていた! しかし、期待していた手紙はたったの3通しか来なかった。しかもそのうち誰もフレディのファンじゃなかった! もうこの3通目の分厚い手紙も期待していたものではなかったことで、すっかり意気消沈した私は続きを読むのを止めようと思った。分厚いので! しかし、その後の内容に驚いた。
(急に真面目に) 私は一昨年の夏に突然あることを感じ、その半年後に再び《小説》が書きたいと思い始め、年賀状すら書いた事のない筆不精が《小説…!? ウソだろ!》ってものを書きました。今は清書の段階ですが、その中に1年半の“音楽”に対する思い入れをゴチャゴチャ書いたので、それを分離して1つのものにしようと思っています。でも、いかんせん知識不足でフラストレーションに陥っています。一人よがりで間違いや偏見が多いしね。でも自分では解らない。例え解ったとしても正しいものが解らない…アドバイスをくれそうな人が居たんですが受験期に突入しちゃったんです。そいつとは、《WHITESNAKEとDEEP PURPLEの違いについて》なんて話をしていました。結論としては、《名前が違う》!今、文通してる人も音楽は好きなのですがHM/HRとは関係のない《赤毛のアンに会いに行こう》なんて話をしてます!ジャンル違いです…前のものを読まないと意味不明な部分も有りますが一部を同封しますので、もしも興味をもったら一緒にやってみて頂けませんでしょうか?興味がなかったら天文学的に迷惑な手紙です。捨てて忘れて下さい。菅野君の未来が輝けるものである事をお祈り(アラーの神になんて如何?)致しまして。
こんなことを書かれて、捨てて忘れるなんてことができるはずがない。 私はその頃ちょうどオリジナルの同人誌サークルで冊子を作っていて、書いてくれる人を探していたのだ。そうして、私はその後の長~い手紙の続きを読むことにした。
はじめまして(*^_^*)とか言っときますw
BGMを入れたらどうでしょうか、
スカンジナビアン・ゴシック・・・
まさかネットの時代になるとは思いませんでしたね。
いろんなものが融合できますから、楽しみにしています(^^♪
by さよ (2011-01-10 02:20)
コメントありがとうございます~\(^o^)/
あ~よかった!さよさん元気で!旧暦正月ですか。納得です。
BGM、入れたいです!そうそう、それを忘れてました~本当に便利な世の中になったもんです。
by namatch (2011-01-10 22:07)